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20年債利回りは一時的に、30年債利回りを1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)弱下回り、その差はほぼ4年ぶりの大きさとなった。ニューヨーク時間正午までには、20年債は約5bp上昇の4.99%と、30年債利回りとほぼ同水準に戻った。
2日の欧州株は小幅安。ストックス欧州600指数は0.1%下落して取引を終えた。米国と中国が互いに通商協定違反を非難し合い、通商を巡る緊張が再燃した。ポーランド株は、同国の愛国主義者が大統領選に勝利したことに反応し下落した。
米シカゴ連銀のグールズビー総裁は2日、米経済の基調は良好であり、貿易政策をめぐる不確実性が解消されれば、政策金利の引き下げを進めることが可能になるとの見解を改めて示した。
米エンターテインメント・メディア大手の ウォルト・ディズニー は、映画およびテレビ部門で数百人規模をレイオフしている。ハリウッドの苦境が依然続いていることが浮き彫りになった。
総裁は2日、ダラス連銀が主催した銀行関連の会議で、「2大責務の両面に見られるリスクはかなり均衡が取れているようだ」と指摘。「従ってデータを待ち、辛抱強くなる上で良い位置にあるといえる。リスクバランスの見通しを大きく変えるような重要な情報が得られた場合 ...
ピムコのコア戦略担当最高投資責任者(CIO)、モヒト・ミッタル氏によると、同社は5、10年債を選好しており、米国以外の国債にも注目している。ミッタル氏は「債券相場が上昇局面に入るとすれば、確実に5-10年債のゾーンが中心になるとみている」と述べ、長期 ...
原油相場は2日に大幅上昇。石油輸出国機構(OPEC)と非加盟の産油国で構成するOPECプラスが週末に生産引き上げを決めたが、一部で予想されていたほどの規模ではなかった。ウクライナとイランを巡る地政学的懸念が再燃したことも相場を押し上げた。
米製造業活動は5月も縮小。前月に比べて低下したのは、これで4カ月連続となった。企業が関税引き上げの影響を受ける中、輸入の指数は16年ぶりの低水準となった。米供給管理協会(ISM)が2日発表した。
世界最大の資産運用会社 ブラックロック は、米国外の個人投資家向けに、プライベートマーケット商品の提供を拡大する計画を加速している。グローバル金融の最も注目される分野への参入に注力する方針だ。
米製薬大手ブリストル・マイヤーズスクイブは、ドイツのバイオ医薬品メーカー、ビオンテックに最大111億ドル(約1兆5900億円)を支払い、次世代がん治療薬のライセンスを取得する。免疫システムを活用して腫瘍を攻撃するがん治療薬の分野では競争が激化している ...
ダイモン氏の退任時期および後継者を巡る問題は何年もの間、JPモルガンにとって懸案となってきた。同氏はかつてこの質問をされる度に、引退は5年先だと冗談めかして答えていたが、最近はその返答を控えている。JPモルガンは2024年にダイモン氏の 報酬 ...
財務省は3日に10年、5日に30年の国債入札を実施する。巨額の財政赤字に対する懸念から世界の長期金利は上昇(債券価格は下落)圧力に直面している。日本も5月に行われた20年、40年国債の入札が不調に終わり、国債相場の大幅な下落を引き起こした。